「ツールパレットを他のPCで使う方法」を AUJ で解説した鈴木裕二です。
セッションのあと、ある方から「社内全体で共有するにはどうすればいいのでしょうか?」と質問をいただきました。
このスレッドでその方法を紹介していきます。
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「ツールパレットを他のPCで使う方法」を AUJ で解説した鈴木裕二です。
セッションのあと、ある方から「社内全体で共有するにはどうすればいいのでしょうか?」と質問をいただきました。
このスレッドでその方法を紹介していきます。
昨年のオートデスク・ユニバーシティで質問された、ツールパレットの共有と切り替えの方法です。
下記のように仮想ドライブ Z: という共有サーバに、ツールパレットのファイルをコピーしてあるとします。 ツールパレット関連ファイルとは以下になります。 サムネールイメージの PNG なんかも含まれます。
Z:\u2\ToolPalette_Adds
--- Palettes (ATCファイルのあるフォルダ)
--- Images (イメージ PNGファイルのあるフォルダ )
--- SYMBOLS (コンテンツ dwg ファイルを置くフォルダ)
AcTpCatalog.atc (メインのATCファイル、パス名を相対パスに加工しておく)
この環境で、ユーザは自分のコンピュータにあるツールパレットも使いたいし、サーバにあるツールパレットも使いたいとします。
サーバにあるツールパレットに切り替えるコマンドは
*_toolpalettepath "Z:/u2/ToolPalette_Adds"
AutoCAD 標準のツールパレットに切り替えるコマンドは
*_toolpalettepath "C:/Users/(ユーザ名)/AppData/Roaming/Autodesk/AutoCAD 2009/R17.2/jpn/Support/ToolPalette"
これらをメニューに登録しておけば、ツールパレットを切り替えられるし、サーバにあるものは共有できます。
*_toolpalettepath (頭の「*」も忘れずに)は Help に載っていないコマンドです。