Autodesk Impression3 がリリースされました。

サブスクリプション契約サイトからダウンロードできます。
他からの入手は今のところ無いようです。
今回は残念なことに、英語版のみの対応で日本語はありません。

新機能や印象を併せてコメントさせていただきます。

・AutoCAD 2010 データ形式に対応
AutoCAD 2010 から新データ形式となりましたので、活用するにはImpression3での対応しかありません。
Impression2 の日本語で使用したい場合は、AutoCAD 2007形式へとDWGファイルを保存する必要があります。
ただし、メニューなどは英語表記ではありますが、日本語フォントはそのまま使用できます。

・スタイルブックウィザード
自分の好きなスタイルだけを集めたブックをウィザードに沿って作成できるようになりました。
異なる種類のスタイルなどをウィザードに沿ってまとめられるので、いちいち過去のデータを参照に引っ張りださなくてもよさそう、整理整頓の苦手な私にとっては活用できそうです。

・グラデーョンの強化
線形・放射線に加え「adaptive」という種類のグラデーションタイプが追加されました。

・ブロックの改善
ブロックの編集や作成をキャンパス上で行えたり、右クリックのショートカットメニューの強化などがあるようです。
少々使い込まないと、便利さは判らないかもしれません。

・スタイルエディタの改善
サイズの変更に加え、「色」と「回転」が加わりましたので、フィル後に様子を見ながら調整するのに便利そうです。

・画層パレットの改善
1.選択したオブジェクトの画素を非表示
2.選択したオブジェクトの画素を現在画層へ設定
3.選択したオブジェコトの画層以外を非表示
4.3のコマンドの解除(復元)
AutoCAD での扱い同様に最も活用できそうなコマンドだと思います。

・画層関連
フィルタや検索などが強化されており、ヘビーユーザには重宝ではないでしょうか。